2022年のオーガニックひまわり種子油の市場動向

オーガニックひまわりオイルは、ひまわりの種子の仁を低温で圧搾して採る油です。主な成分はリノール酸とオレイン酸で、食品にも化粧品にも使われているのはそのためです。

製造には低温圧搾法を用います。ヘンプオイルと同じ方法で、100%物理的な圧搾によって栄養素がほぼそのまま残ります。出来上がるのは、100%オーガニックでグルテンフリーのオイルです。

ひまわりオイルとヘンプオイルはどう違うのか

この2つには共通点が3つあります。

  1. どちらも低温圧搾で製造している
  2. どちらも殻を除いた仁を原料にしている(ヘンプシードの仁、ひまわりの仁など)
  3. どちらも主な栄養成分がリノール酸とオレイン酸である

違いが出るポイント

植物油の性質

脂肪酸オメガ系
オレイン酸ω-9
α-リノレン酸ω-3
リノール酸ω-6
製品飽和脂肪酸一価不飽和脂肪酸多価不飽和脂肪酸リノール酸(ω-6)ω-6:3比
ヘンプシード7.09.022.054.02.5:1
サンフラワー8.9962.90.1620.5高い

オーガニックひまわりオイルの約90%は不飽和脂肪酸で、そのうちリノール酸がおよそ66%を占めます。ビタミンE、植物ステロール、リン脂質、カロテンといった栄養素も含まれています。

世界で見ると、ひまわり油はパーム油、大豆油、菜種油に次いで消費量第4位の植物油です。

オーガニックひまわりオイルの多くはウクライナ産です。同国の肥沃な土壌、豊かな日照、そして長い寒冷期が、ひまわりの種子に栄養豊かで自然に近い緑の個性を与え、「ひまわりの王国」と呼ばれる所以になっています。次いで中国が続きます。中国産のひまわりの種子原料、ひまわりの種プロテイン、そしてひまわり油は、いずれも大量に輸出されています。

!2022年におけるオーガニックひまわりオイルの市場動向

ロシアとウクライナの間で紛争が起きると、世界の食料サプライチェーンに打撃が及びました。小麦やトウモロコシといった主食穀物にとどまらず、重要な食用油であるひまわりオイルの供給も滞りました。これを受けて、ごま油やかぼちゃの種オイルなど、他の植物油に切り替える企業も出てきました。一方で大豆油は、原料が遺伝子組み換え大豆であることが多いため、多くの食品処方から外されています。ヨーロッパの消費者がひまわり油を好むのには、もうひとつ理由があります。風味がすっきりしていて、魚のフライのような料理に向いている点です。

純度の高い高オレイン酸オーガニックひまわりオイルの大手メーカーのひとつであるHEMPLAND Inc. は、BRC、EU、NOPのオーガニック認証に加えて、カナダの同等認証を取得しています。第三者機関による独立した認証があるからこそ、このオーガニックひまわりオイルは健康にも地球にもやさしい選択になります。

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